・「メッキ伝説」は「マジョッコ」の新しいシリーズです。
エアブラシで吹き付けるメッキ質感塗料。
吹付け後の磨き出しは不要です。


「メッキ伝説」シリーズ取り扱いの注意など


「メッキ伝説」塗装工程説明（３コート版）

大まかな流れは、【１】下地処理→【２】「メッキ伝説」塗装→【３】表面コート塗装（トップコート）の順番です。


【１】下地処理
・「メッキ伝説」の塗装下地になる面は、なるべく平滑に仕上げてください。
（素材や下地の凹凸や、紙ヤスリなどを用いた表面処理の品質が仕上がりに影響します。）

・下地色を塗装します。

・下地色に使える塗料の種類については、ツヤ有りである事、そして「メッキ伝説」の性質がラッカー系塗料に近い事から、それに耐える性質のものであれば下 地色として使用可能です。

・仕上がり時にゴミやホコリなど余計なものが付着しないよう、よく注意してください。

・よりよい仕上がりのためには、下地色の上からレベリングするためにクリアー塗料で下地色の表面コート塗装（トップコート）を行います。
　（弊社「MJ-010‥フレキシブルトップコート」の使用を推奨）

・塗膜の乾燥収縮が収まってから次の行程に入ります。塗装の厚みにもよりますが、２４時間程度置いてください。


【２】「メッキ伝説」塗装
・塗装後、若干、下地色が透けるので、メッキ塗装の下地は一般的には黒が多いようですが、他の色にメッキ伝説を重ねて塗装しても面白い仕上がりになりま す。

・塗料は充分に攪拌する必要があります。少なくとも1分以上攪拌してください。

・薄く均一に下地の上へ塗料をのせるように、素早くエアブラシを動かし、けっして１カ所に止めずに塗装してください。
　また、塗り込み過ぎないようにご注意ください。（１～３往復程度が適正な塗布回数です。）

・このままでも美しい金属色となりますが、温風などによる強制乾燥により美しい金属質感と表面コート塗装（トップコート）を掛けられる強度が得られます。

・乾燥の際には、必ず規定の乾燥時間を守ってください。
　（最低温度７０℃～８０℃×３０分（瞬間最大でなく維持）
　素材が高温乾燥可能な場合は１５０℃×２０分）
　乾燥工程をしっかりとっていただくことで仕上がり外観が向上します。

注意！：大変危険ですので、加熱の際に電子レンジ及び直接火を使う器具を絶対使わないでください。
プラスティックパーツなどは温度の上がりすぎにご注意ください。

・塗装後は塗装面に絶対触れないでください。


【３】表面コート塗装（トップコート）
・塗装表面の保護とツヤを整えるために、塗装行程を終えた「メッキ伝説」表面のコート塗装（トップコート）を行ってください。
　（弊社「MJ-010‥フレキシブルトップコート」の使用を推奨）

・塗装後１０分間放置の上、強制乾燥を行ってください。
　プラスティックパーツなどは温度の上がりすぎにご注意ください。


●注意事項
・「メッキ伝説」は、非常にデリケートな塗料です。素材や塗装条件、乾燥条件などにより仕上がり感が変わる事をご了承の上ご使用ください。

・「メッキ伝説」は使用前によくボトルを振り攪拌してからご使用ください。

・本製品は、乾燥温度が高ければ高いほど高品位な外観が得られますが、塗装をする素材の適応温度をよく把握した上で、素材が痛まない範囲で乾燥温度の設定 をしてください。

.「メッキ伝説」の安全な取り扱いのために下記注意事項も守ってください。



■有機溶剤などに関する注意事項■


・本来の用途以外に使用しないでください。

・吸入したり皮膚に触れたりすると、中毒やその他の健康障害を起こす恐れがあります。
　また、引火しやすいので、取り扱いには下記の注意事項を守ってください。

・取り扱い作業は火気のないところで行い、局所排気装置を設けてください。

・塗装中、乾燥中ともに換気をよくし、蒸気を吸い込まないようにしてください。

・取扱中は、出来るだけ皮膚に触れないようにしてください。
　必要に応じて有機ガス用防毒マスク、または送気マスク、保護手袋、保護メガネ、前掛けなどを着用してください。

・容器からこぼれた場合には、布（ウエス）で拭き取った後、水を張った容器に入れ、廃棄するまで保管してください。

・塗料の付着したウエスや塗料カス、スプレーダストなどは廃棄するまで必ず水に浸けておいてください。

・取り扱い後は、手洗い及びうがい、鼻孔洗浄を充分に行い、作業着などに付着した汚れをもよく落としてください。

・皮膚に付着した場合には、多量の石鹸水で洗い落としてください。痛みまたは外観に変化があるときには必ず医師の診察を受けてください。

・目に入った場合は、多量の水で洗い、できるだけ早く医師の診察を受けてください。

・蒸気、ガスなどを吸い込んで気分が悪くなった場合には、空気の清浄な場所で安静にし、必要に応じて医師の診察を受けてください。

・誤って飲み込んだ場合には、できるだけ早く医師の診察を受けてください。

・火災時には炭酸ガス、泡、または粉末消火器を用いてください。

・保管時は密栓し、直射日光のあたらない４０℃以下の一定の場所に貯蔵してください。

・子供の手の届かないところに保管してください。

・中身を使い切ってから廃棄してください。

・加熱行程で、電子レンジや直接火を使う用具を絶対使用しないでください。


火気厳禁第4類第1石油類
危険等級Ⅱ
第2種有機溶剤等